大谷翔平の怪我(ケガ)歴、2013年〜2024年まとめ!どこ、いつ?

日本時間5月26日に行われた敵地レッズ戦で三塁打を放った、大谷翔平選手。

ただ、この時の大谷選手の走り方に違和感があったことから、怪我が心配されています。

ドジャースのロバーツ監督は、大谷選手がここ1週間で左ハムストリングを負傷したからだと説明。

この記事では、大谷翔平選手がプロに入ってからの怪我歴について詳しくお伝えしていきます。

目次

大谷翔平のケガ(怪我歴)-日本ハム時代(2013〜2017年)

大谷選手は2013年に日本ハムに入団し、プロとしてキャリアがスタートしました。

大谷選手は、2013年〜2017年までの5年間、日本ハムに在籍。

プロ1年目からピッチャーと打者の二刀流として、大きな注目を集めました。

ここからは、日本ハム時代の大谷選手の怪我について、詳しく解説していきます。

2013年:右頬骨不全骨折

高卒1年目だった2013年、フリー打撃の打球が右こめかみ付近を直撃。

骨折するという大怪我を負います。

この時の怪我について、大谷選手は、

 「食べたりするときに痛かったりするけど、それ以外は大丈夫です」

このように、コメント。

しかし、驚くべきことに、わずか3日後の試合でホームランを放ちます。

プロ1年目から、さすが大谷選手という感じですね。

2016年:中指のマメ

2016年7月10日のロッテ戦に登板中大谷選手は中指のマメを潰してしまい、途中降板。

この怪我から投手復帰したのは、約2ヶ月後でした。

大谷選手はマメができやすい体質で、日本ハム時代に合計3試合降板の要因になっています。

2017年:右足首の有痛性三角骨障害

2017年2月、大谷選手はWBC出場を予定していましたが、右足首の痛みにより欠場。

この怪我は「有痛性三角骨障害」(ゆうつうせいさんかくこつしょうがい)と診断されました。

サッカー選手、バレーダンサーなど、つま先を伸ばしてプレーをする競技に多く見られる症例とのこと。

サッカー日本代表でも活躍した中村俊輔選手も、この怪我に悩まされ2015年に手術しています。

この時は、大谷選手が日本代表として戦う姿を楽しみにしていたファンも多かった分、非常に残念でしたね。

2017年:左大腿二頭筋の肉離れ

2017年4月8日のオリックス戦、一塁への走塁中に左大腿二頭筋(ひだりだいたいにとうきん)を痛める肉離れを発症。

怪我した箇所は、下記の投稿が分かりやすいです。

この怪我により、試合復帰まで4週間と診断されます。

怪我前の成績は、打率.423、2本塁打、3打点と大活躍でしたが、2ヶ月以上の長期離脱を余儀なくされてしまいました。

最終的に2017年のシーズンは、

  • 投手:3勝2敗 防御率3.20
  • 打者:打率332 本塁打8本

という結果に。

前年が圧倒的な成績だっただけに、成績を落としたシーズンでした。

大谷翔平のケガ(怪我歴)-エンゼルス時代(2018〜2023年)

2018年シーズンより、大谷選手はロサンゼルス・エンゼルスと契約。

エンゼルスでも、投手と打者の二刀流で活躍しますが、エンゼルス在籍6年間の間に、合計6度の怪我をしています。

2018年:右肘の内側側副靱帯損傷

2018年6月8日、大谷選手は右肘の内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)を損傷し、一時的に故障者リストに登録。

内側側副靱帯とは、肘の内側にある3つの帯からなる靭帯(じんたい)のこと。

出典:McDavid

その後、1ヶ月後の7月3日にバッターとして復帰。

さらに、同年9月2日には投手としても88日ぶりに登板復帰しました。


2018年:新たな右肘の内側側副靱帯損傷

9月2日の復帰登板から3日後の9月5日、大谷選手に新たな右肘の内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)の損傷が発覚。

医師からは、トミージョン手術を勧められます。

シーズン終了後の10月、大谷選手はトミージョン手術を受けることを決意し、無事成功。

2019年は投手としての登板はなく、2020年7月26日のアスレチックス戦で693日ぶりに復帰登板することになります。

トミージョン手術とは?

投球動作で損傷した肘の靭帯を別の腱で再建する手術のこと。

回復までに1年以上かかりますが、ダルビッシュ有投手もこの手術を受けて復帰しています。

1974年に「トミー・ジョン」選手が初めて受けたことから、この名前がつきました。

2019年:左膝蓋骨(ひだりしつがいこつ)の手術

トミージョン手術からのリハビリ中、大谷選手は2019年も打者として出場を続けました。

しかし、左膝の痛みに悩まされ、9月12日に左膝蓋骨の手術を受けます。

膝蓋骨(しつがいこつ)とは、膝(ひざ)にある小さな三角形の骨のこと。

出典:小林骨院(KMC)

この影響で、大谷選手は2019年の残りのシーズンを欠場することになります。


2020年:右屈曲回内筋群の損傷

2020年7月26日、大谷選手は693日ぶりの復帰登板を果たします。

しかし、結果は1アウトも取れずに、3四球、3安打、5失点で降板。

最速は152.4キロと、大谷選手とは別人のような投球内容でした。

そして、8月2日の登板では、最速156キロの速球が、2回途中から140キロ台に落ち負傷交代。

MRI検査を受けた結果「右屈曲回内筋群」(みぎくっきょくかいないきんぐん)の損傷と診断されます。

これも、分かりづらい箇所なので、詳しく解説されている投稿を載せておきます。

この怪我により、残りのシーズンの登板は見送られることになりました。

結局、2020年シーズンの投手としての登板は、7月26日と8月2日の2試合となり、防御率は37.80という結果でした。

2023年:右肘の内側側副靱帯損傷(2018年以来2度目)

2021年、2022年は怪我なくシーズンを過ごし、2021年は自身初のMVPを獲得。

そして、2023年8月23日、大谷選手は2番投手の二刀流として先発出場します。

1回裏に打者として44号ホームランを放ちますが、翌2回表にアクシデントが発生。

右肘の違和感により降板してしまいます。

結果は、右肘の内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)の損傷と発表。

2018年にも同じ箇所を負傷しており、2度目となってしまいました。

この怪我により、2023年の残りのシーズンは投手としてはプレーしないことになってしまいます。

そして、2023年9月16日にロサンゼルス市内の病院で右肘の手術を行い、無事に成功したことを自身のインスタグラムで発表。

手術を行ったのは、2018年に大谷選手のトミー・ジョン手術を担当した医学博士のニール・エルアトラッシュ氏。

これにより、2024年のシーズンは打者に専念することとなりました。

いくら大谷選手が体のケアに気をつけていても、怪我というのは避けられないのでしょうね。

早く投手として、投げる姿も見たいです。

2023年:右脇腹痛

2023年9月4日、大谷選手は屋外のフリー打撃中に右脇腹を痛めてしまいます。

ここから、11試合連続で欠場。

9月16日右脇腹痛で10日間の故傷者リストに入りすることになり、そのままシーズンが終了しました。

シーズン最後の25試合を欠場しながらも、大谷選手は44本のホームランを記録し、ア・リーグホームラン王のタイトルを獲得しています。

そして、この年を最後に大谷選手はエンゼルスを退団。

2024年シーズンから、ドジャースへ移籍することとなりました。

大谷翔平のケガ(怪我歴)-ドジャース時代(2024年〜)

エンゼルスからドジャースへの移籍が発表され、新たなシーズンが開幕。

2024年2月29日には、田中真美子さんとの結婚を発表。

しかし、同年3月20日に、これまで通訳として大谷選手のパートナーだった水原一平氏が違法賭博問題により、ドジャースを解雇されてしまいます。

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そんな中、大谷選手はドジャースでのシーズンがスタート。

打者として成績も好調で過ごしていましたが、5月17日の試合でけん制球を左太ももの裏にに受けてしまいます。

これにより、左ハムストリング打撲とドジャースのロバーツ監督から発表されました。

ただ、これ以降も大谷選手は試合に出場しているため、今のところ大きな怪我ではなさそうです。

まとめ

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以上、大谷翔平選手がプロに入ってからの怪我歴について解説してきました。

最後に簡単にまとめます。

  • 大谷翔平の怪我歴 – 日本ハム時代(2013〜2017年)
    2013年:右頬骨不全骨折
    2016年:中指のマメ
    2017年:右足首の有痛性三角骨障害(ゆうつうせいさんかくこつしょうがい)
    2017年:左大腿二頭筋の肉離れ

  • 大谷翔平の怪我歴 – エンゼルス時代(2018〜2023年)
    2018年:右肘の内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)を2回損傷→トミージョン手術を受ける
    2019年:左膝蓋骨(ひだりしつがいこつ)の手術
    2020年:右屈曲回内筋群(みぎくっきょくかいないきんぐん)の損傷
    2023年:右肘の内側側副靱帯損傷(2018年以来2度目)
    2023年:右脇腹痛

  • 大谷翔平の怪我歴 – ドジャース時代(2024年〜)
    2024年5月:左ハムストリング打撲

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