宮部藍梨の英語ペラペラの理由は5年間のアメリカ留学!ハーフだが国籍は日本

バレーボール女子のパリオリンピック出場に貢献した宮部愛莉選手。

宮部選手は、日本代表の試合後のインタビューで通訳を務めるほど、英語力が高いことで有名です。

これは、5年間のアメリカ留学によるもの。

宮部選手はハーフのため、最初から英語を話せたのかと思いきや、留学する前は高校3年生レベルの英語力だったと語っています。

この記事では、宮部藍梨選手の英語力について詳しくお伝えしていきます。

目次

宮部藍梨の英語力はアメリカ留学が影響

宮部選手は高校卒業後、2017年から合計5年間アメリカ留学をされていました。

その影響から、英語がペラペラです。

アメリカのサウスアイダホ大学→ミネソタ大学へ編入

宮部選手は高校卒業後、神戸親和女子大学に進学しますが、2017年9月よりアメリカのサウスアイダホ大学に留学。

その2年後、ミネソタ大学に編入し3年間を過ごし、合計5年間をアメリカで過ごしました。

宮部藍梨がアメリカ留学した理由

宮部選手が、アメリカ留学した理由は、

「バレーボールを終えた後の人生」

と、勉強がしたかったと明かしています。

「人生でバレーができるのは20年くらいで、競技を終えた後も生きていかないといけない。私は米国へ行って勉強がしたかったし、違う環境にも身を置きたかった。自分のしたいことを考えて選択した進路が留学だった」

引用:産経新聞

アスリートは引退後、セカンドキャリアで苦しむ人も多いです。

毎年、年末に放送されている、

「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」

という番組がキッカケで、プロスポーツ界の厳しさを知った人も多いでしょう。

体力がある若い頃から、将来を見据えて行動している姿は、さすがです。

このような選手が、結果的に選手生命も長いんですよね。

アメリカ留学前の宮部藍梨の英語力は「普通の高3レベル」

宮部選手は、父親がナイジェリア人で母親が日本人のハーフ。

あわせて読みたい
宮部藍梨の両親は父親がナイジェリア人、母親が日本人のハーフ!女子バレーボール バレーボールネーションズリーグ2024の女子日本代表として、活躍が期待される宮部藍梨選手。 宮部選手の両親はナイジェリア人の父親と、日本人の母親。 そして、3歳年下...

そのため元々英語が話せるように思ってしまいがちですが、特別得意だったわけではないそうです。

雑誌「Number」のインタビューでは、英語は普通の高3レベルと答えています。

英語は特別得意だったわけでなく「普通の高3レベル」(宮部)。サウスアイダホ大では、英語を母国語としない生徒のための英語授業を受けつつ、一般学生と一緒に通常の授業も受講。毎日ほとんど寝る暇もないほど勉強しながら、バレーを続けた。

引用:Number Web

そして、大学の勉強とバレーボールを両立しながら、毎日ほとんど寝る暇もなかったとのこと。

厳しい環境に飛び込むことで、英語力も高まっていったのでしょう。

言葉が通じない国で生活することは、なかなか出来ることではありませんからね。

宮部選手は16歳で日本代表デビューしているため、アメリカ留学中は、

「宮部藍梨はバレー辞めたの?」

と思った人もいたようです。

宮部藍梨の英語力がバレーボールでも活躍

宮部選手の英語力は、バレーボールでも存分に活かされています。

日本代表の通訳

宮部選手は日本代表の試合では、試合後のインタビューで通訳をされています。

先日のネーションズリーグでも、宮部選手は通訳を務めていました。

この光景を頻繁に見かけるため、女子日本代表の名物になっています。

宮部選手は兵庫県出身のため、通訳する際、たまに関西弁で訳すこともあります。

これで通訳を雇うこともないため、経費削減にも貢献されていますね。

SNS上では、通訳する姿を見て、宮部選手のファンになった人も多いようです。

年俸が高い海外移籍の可能性

そして、宮部選手はアメリカ留学を経験していることで、海外移籍の壁も比較的低いでしょう。

日本は、今年10月からバレーボールのプロリーグである「SVリーグ」がスタート。

現在の「Vリーグ」はプロではなく、セミプロリーグになります。

そのため、選手の多くは企業に所属しており、

  • 会社員
  • バレーボール選手

この2つを両立しています。

それもあり、日本と海外リーグのバレーボール選手の年俸には大きな差があります。

木村沙織選手がトルコリーグでプレーしていた時期は、年俸は112万4340ドル(約1億3400万円)ほどあったとのこと。

当時の地元メディアなどの報道によれば、年俸は112万4340ドル(現在のレートで約1億3400万円)だった。トルコリーグ参戦時、木村はトルコ航空や寝具メーカーなど複数の企業とスポンサー契約しており、総収入は2億円を超えていたといわれている。

引用:日刊ゲンダイ

しかし、日本の東レアローズに復帰後は、年俸1500万円〜2000万円程度に下がったと言われています。

あわせて読みたい
古賀紗理那の年収は700万円前後!?NECの20代平均年収から推測 パリ五輪出場権獲得を目指し、ネーションズリーグを戦うバレーボール女子日本代表。 チームのキャプテンとして、3連勝に大きく貢献している古賀紗理那(さりな)選手。 ...

宮部選手は英語も話せて、アメリカ留学の経験もあるため、海外選手とのコミュニケーションも比較的容易でしょう。

そのため、宮部選手も海外へ移籍する可能性もあるかもしれません。

「宮部藍梨の英語力について」まとめ

以上、宮部藍梨選手の英語力について解説してきました。

最後に簡単にまとめます。

  • 宮部選手の英語力が高い理由は、5年間のアメリカ留学によるもの
  • 宮部選手がアメリカ留学した理由は、引退後の人生を見据えて
  • アメリカ留学前の宮部選手の英語力は「普通の高3レベル」
  • 英語力を活かし、日本代表のインタビューで通訳を務めている

宮部選手は5年間のアメリカ留学を通じて、英語力を飛躍的に向上させました。

引退後の人生を見据えての留学でしたが、留学前の英語力は「普通の高3レベル」だったと明かしています。

現在は、その高い英語力を活かして日本代表のインタビューで通訳も務めています。

バレーボールの技術向上と並行して語学力も磨いた彼女の姿勢は、多くのアスリートにとって良いロールモデルとなるでしょう。

目次